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morso 7948CB
morso はモニカ・リッターバンド女史と再び手を組み、新たな鋳鉄製薪ストーブ”7900シリーズ”を創り上げました。morso製品の要でもある「クオリティー」は言うまでもなく、機能性とデザイン性にひたすらこだわり続けながらも、このシリーズの特徴でもある モジュラーシステムを基本とした豊富なモデルバリエーションによって、ストーブユーザーから求められている、さまざまなインテリア空間にも違和感なく適合します。 このシリーズがもつひとつの大きな特徴は、前面と左右側面に装備された大きなガラスによって広い視界面積が確保されるとともに、側面ガラスの外側は曲面、内側は平面の複層ガラスとなっており、煤の付着に対しても改善が施されています。 さらにもう一つの特徴としては、燃焼室内にあるバーミキュライト製の耐火煉瓦には淡いグレー色調のコーティングが施されており、素材そのものの強固さをアピールさせる他、ストーブの内部から放出される優雅で恍惚感あふれる炎をより鮮明に際立たせる効果に一役買っています。 最後に、morsoの繊細な緻密さを余すところなく窺い知るディテールとしては、まるで風が優しくそよいでいるかのような音を立てながらスムースに滑り込むワイヤーとコイルスプリングを用いたドアロックシステムである。そこに採用されたハンドルレバーは古き良き日を漂わせると同時に、心地のよさを連想させるようなスッキリとした滑らかなラインを持ち、給気調整に使用される小さなレバーはドアハンドルとマッチしながらも、操作する人間の手に自然と馴染むようにデザインが施された成型ステンレススチールの素材を採用している。 ストーブから放たれる炎はごく自然的な存在でありながらも、審美さや華やかさをもたらし、心地よく室内空間を暖めるというmorsoの信念は妥協なき努力への道へと絶えず進み続けています。
デンマーク王室御用達の称号
モルソーの薪ストーブはデンマーク王室にも認められています。モルソーのデンマーク王室への薪ストーブの納入は1915年にさかのぼって確認され、100年を超える納入実績を誇っており、デンマーク国内で薪ストーブと言えば、ほとんどの方が真っ先にモルソーの名前を上げるほど非常に有名です。その歴史は古く、1900年代初頭にAmalienborg 王室宮殿の一室に初めてインペリアル調のストーブを納めたのをきっかけに、クリスティエン王10世による皇帝陛下御用達の称号を授かり、その後1969年にデンマーク王室御用達の称号に格上げされ、モルソー製薪ストーブが持つその気高き暖かさは王室一族にまで認められています。
環境への配慮と取り組み
二酸化炭素の排出やそれによる地球温暖化が叫ばれている最中、世界各国でも官民を挙げてありとあらゆる対策を講じていますが、モルソー社も例外でなく、薪燃焼で発生する煙に含まれる二酸化炭素やタール、微粒子などの不純物を再燃焼させる二次燃焼機能「クリーンバーン(CB)システム」を始め、環境に対する様々な取り組みを行っています。
「クリーンバーン方式」燃焼システムについて
薪の燃焼によって発生する煙に含まれる「CO, タール、微粒子」などの不純物を再度燃焼させる、いわゆる二次燃焼をより高める機能をクリーンバーン(CB)といいます。モルソーストーブは、一般的使用されている「キャタリティック・コンバスター」 (触媒)を採用せず、ストーブそのものの構造を進化させる方法で環境に優しいクリーンな燃焼を実現しました。それは、薪を燃やすための一次空気(右図①)・二次空気(右図②)に加え、煙突のドラフトを利用し、ストーブ背面より三次空気を取り入れ、不純物を更に燃焼させる燃焼方式です。三次空気(右図③)はバッフルプレートの奥に配置されたエアータンクノズルから、エアーシャワーのように自動的に燃焼室に供給され、CO、タール、微粒子などを三次燃焼させます。この燃焼方式によって、より高度な燃焼が行われ、高い燃焼効率と共にクリーンな排気を実現しました(右図④)。また、薪の経済的消費と煙突内に付着するクレオソートやタールを減少させ、メンテナンスを軽減します。
仕様
メーカー名 | morso |
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型番 | 7948CB |
最大熱量出力 | 8.0kw(6,880kcal) |
燃焼効率 | 79% |
最大薪長さ | 330mm |
サイズ | 幅504mm 奥行435mm 高さ1157mm |
最大暖房面積 | 120㎡ |
価格(税抜) | 595,000円 |